私は、もう今回で最後にしようと思った後にも、またギャンブルをしたことがある。一度だけではない。
今も、すべて解決したとは言えない。以前より向き合えていると感じる時期はあっても、この先また同じことをしないと言い切ることはできない。
だから、再発しない方法を教えることはできない。ここで書くのは、またやってしまった事実を小さくせず、それでも、これまでとこれからを全部ゼロだとは決めないようになった、今の自分の話だ。
読み進めるのがつらいときは、先に相談先へ
もう一度使いそうなときや、借金・強い苦しさで今すぐ助けが必要なときは、この記事を最後まで読むより先に相談先を使える。
起きたことは、そのまま見る
またやった事実は消えない。使ったお金や暮らしへの影響を見たうえで、その前後に何があったかも振り返る必要があると考えている。
以前との違いは、またやった後にもあった
負けるたびに、強く後悔してすぐやめようとしていた、というのは正直違う。
以前は、お金がなくなれば次の入金を待ち、「またお金が入ったらやればいい」と思っていた。その頃の流れは、体験記事「給料日は、またギャンブルができる日だった」に書いている。
身近な人へ話すようになってからは、「今回で最後にしよう」と考えるようになった。それでも、話しただけで全部が変わったわけではない。また繰り返したこともある。
それでも以前と違ったのは、何もなかったことにして、一人の中だけで次へ進む状態ではなくなったことだった。

その一日の前後を見る
私が見たいのは、起きたことをまた隠そうとしていたのか、「次は我慢する」と決めるだけで終わろうとしていたのか、という前後の流れだ。今後は、使ったお金を記録することも必要だと考えている。
これは、再発を自分で診断するための項目ではない。以前と同じだったことと、以前とは違ったことを分けるために考えていることだ。
またやったという一日で、話したことや、変えようとしてきたことまで消えたわけではなかった。
またやってもいい、という話ではない
私の立て直しは、「一度決めたら、その後はずっとうまくいく」という形ではなかった。二歩進んで一歩下がる、という感覚に近い。進んだと思った後に戻ることもある。
だからといって、またやってもいいとは思っていない。起きたことを小さくせず、うまくいかなかったことも含めて今の自分を見る。
私は、克服した側からこの文章を書いているのではない。まだ途中にいる。またやった事実も、それまで変えようとしてきた時間も、なかったことにせず次を考えている。
